補聴器は日本ではオムロン、パナソニック、リオン、キコエなどのメーカーが昔から活躍しています。しかし、用途によって価格や販売店が違います。大手のチェーン店から時計屋さんの一角を占める販売店までさまざまです。最近はデジタル補聴器も出始めており、各社とも一番力を入れています。そのほかには骨伝導補聴器などもまた注目を集め始めています。

2007年08月02日

補聴器は片耳用?両耳用?どちらがいいの?

内耳式の補聴器は片耳用、両耳用と別々に販売されているケースがあります。これはどう考えたらいいのでしょう?

事故で片耳の能力がそがれて片耳が難聴になったケースなら片耳用もわかります。しかし、そうでない場合、両耳が難聴になった場合で、片方だけが聞こえればいい、という判断をした場合はどうでしょう?

人間の器官で両方そろっているものはいくらでもあります。腕、脚、目、腎臓などですが、それぞれが対になっているのには意味があります。耳の場合はどうでしょうか?

目で考えれば、両目でみることで距離感がつかめます。試しに片目で目のまで一指指の先端をくっつけてみてください。かなりの頻度で不成功に終わるでしょう。これは両目で距離感を掴んでいるからです。

耳も同じです。両耳で聞くことで音で方向感と距離感を掴んでいます。この能力で事故が防げたりしています。
これが大事です。

さらに両耳で聞くメリットはこれだけにとどまりません。いかにそのメリットを紹介します。

・片耳だと音の来る方向が聞き取りにくいですが、やはり両耳だとそれが可能になります(これは健常者だったら普通に聞こえているので、特に意識していない能力です。その意味では人間の素晴らしさが実感できます)
・上記と関連しますが、左右の聞こえのバランスが保てます。これはやはり無意識の世界と関係があるかも知れませんが大事ですね
・片耳だけに装用していると、つけていない方の耳の聴力が落ちる場合があります。つまり補聴器のあるほうの耳は、脳での処理量が上がりますので、それだけ装用していないほうの耳の能力が落ちるわけです。人間は使っていない器官の能力は退化する、という原則が冷徹にも貫かれます。

まだまだありますが、両耳装用は確かに費用的に倍の費用がかかりますが、だからといってそこで節約すると、目に見えないダメージがきますので、一度その得失を考えたほうがいいでしょう。


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posted by choki at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 補聴器の選び方と注意点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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補聴器取扱店では認定補聴器技能者がいることが望ましいですが、むしろ補聴器を必要と思ったらまず、耳鼻科(補聴器外来)に行くことをお勧めします。そこで実際に自分の聞こえに関する状態を診察してもらい、その後に販売店で調整してもらうのが筋でしょう。まずは自分の聞こえの状態は病気に由来するものなのか、老年に由来するものなのかの判断が必要です。
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